薬剤ガイド

GLP-1(オゼンピック・マンジャロ)投与量記録|増量スケジュール管理

執筆 HAVIT Editorial Team監修 HAVIT Medical Advisory · Editorial Medical Review Board
更新 2026-07-06· 5

本記事は一般的な情報提供のみを目的としており、専門医による診療・診断・治療の代わりとはなりません。健康に関する判断は必ず医療従事者にご相談ください。

結論

GLP-1 投与量記録アプリで、いつ何 mg を打ったか、増量スケジュール(ウゴービ0.25→2.4、ゼップバウンド2.5→15)を記録し、診察で投与量履歴を共有。

GLP-1 は固定された1つの用量ではありません。副作用を抑えるため少量から始め、決められた増量スケジュール(titration)を上っていき、やがて維持量に落ち着きます。つまり「今どれくらい?」の答えは数週間ごとに変わり、打つ mg は注射する行為とは別の話です。**投与量記録(dose tracker)**はこの mg の側を担います ― どの強さを、いつ、増量のはしごのどこで。(注射という出来事と部位ローテーションの記録は対になるGLP-1 注射記録を、全体像はGLP-1 記録アプリハブをご覧ください。)

01

増量スケジュールを記録する価値

3つの点が、投与量履歴を「きれい」なだけでなく本当に役立つものにします。

計画と同期できる。

増量は暦に沿って(通常は4週間以上あけて)起こります。アプリが次の増量時期を示し、医師とズレません。

副作用を「変化」と結びつける。

吐き気や消化器症状は増量直後に出やすいもの。mg日付を残せば「1.0mgに上げて3日後に気持ち悪くなった」という型が見え、医師が対処できます。

医師に正確な履歴を渡せる。

用量調整の診察で「中くらいのを少し続けたと思います」より、数秒で読める日付つきのはしごの方がずっと強い材料です。

02

薬ごとの増量スケジュール(いつ何 mg かを記録)

一般的な GLP-1 の増量の形です。投与量記録の背骨に使いつつ、正確な時期は自己調整の指針ではなく処方医の判断としてください。

ウゴービは約16〜17週かけて維持量2.4mgに到達し、チルゼパチドは2.5・5・7.5・10・12.5・15mgと2.5mgずつ上がり、反応と忍容性に応じて処方医が落ち着き先を決めます。増量ペースの臨床的背景はGLP-1 増量タイミングの最適化ガイドで扱います。

03

良い投与量記録に残るもの

各エントリーで残しましょう。

  • 適用開始日(通常は注射日)。
  • 打った強さ(mg)
  • 増量・維持・減量の別 ― と簡単な理由(例:「5mgで維持 ― 吐き気」)。
  • その用量での忍容性 ― 短いメモか1〜5の評価で型が見えるように。

こう残すと履歴がはしごのように読めます:0.25mg(3/3)→ 0.5mg(3/31)→ 維持(4/28、消化器)→ 1.0mg(5/12)。この一行が、診察でずっと記憶を辿るよりも多くを医師に伝えます。

04

維持量に到達し、そこにとどまる

増量が上り坂なら、維持は旅の大半が起こる場所です。維持の強さ(例:ウゴービ2.4mg、チルゼパチド5〜15mg)に落ち着くと、記録の役目は「上りを追う」から「正しい強さを一定に打てているか確認し、調子をメモする」に移ります。副作用・費用・成果で変更が必要になったとき、日付つき履歴があれば、話は記憶ではなく根拠の上で ― 上げるか、下げるか、維持か ― 進みます。

05

処方医と投与量履歴を共有する

投与量記録の最大の見返りは診察です。受診前に:

  1. 投与量のはしごを開く ― 日付順の強さ。
  2. 副作用が集まった箇所を印す ― 各増量との対比で。
  3. 維持や見送った増量とその理由をメモ。
  4. 体重の推移を並べて持参 ― 反応と用量を一緒に見せる。
  5. 具体的な質問をする ― 「上げるべき?ここで維持?」を、推測ではなくデータで。

06

5ステップの投与量記録ルーティン

  1. 今の強さと開始日を基準として記録。
  2. 増量はその日にすぐ記録 ― 処方の指示どおり、決して自己増量しない。
  3. 各新用量に一行の忍容性メモ(吐き気・なし・改善)。
  4. 次の見直しリマインドを約4週後に設定 ― 増量を忘れないため。
  5. 受診前にはしごを書き出す/スクショ ― きれいに共有。

07

GLP-1 投与量記録アプリが自動化すること

  • 各 mg を日付に自動配置する視覚的な投与量のはしご
  • 約4週の増量周期に合わせた増量リマインド
  • 症状を直前の用量変化に揃える副作用オーバーレイ
  • 医師用の整った日付つき履歴の共有エクスポート
  • 今週打つべき強さを常に示す維持量の確認

HAVIT は、投与量のはしごを体重・体組成・食事・タンパク質の記録の隣に置き、増量とその前後の副作用・食欲・成果を一つの場所にまとめます。増量履歴と毎日の習慣を同じ場所に置きたいなら、GLP-1 の旅の自然な拠点になります。薬を選んでいる途中ならセマグルチド vs チルゼパチドをどうぞ。

08

よくある質問(FAQ)

1. GLP-1 投与量記録アプリとは何ですか? いつ何 mg を打ったかを記録し、増量スケジュールに並べて示す道具(多くはアプリ)です。投与量のはしごを見せ、次の増量時期を知らせ、医師と共有できる整った履歴を作ります。

2. 投与量記録と注射記録は何が違いますか? 投与量記録は「mg」― 強さと増量はしごの位置 ― に、注射記録は「注射という出来事」― いつ、体のどこに打ったか ― に焦点を当てます。互いに補い合い、しばしば一つのアプリに収まります。

3. 増量(titration)とは何で、なぜ大切ですか? 少量の開始から維持量まで、副作用を抑えるため計画的に少しずつ上げることです。スケジュールに沿うので、どの mg がいつ始まったかを記録すると計画・医師とズレません。

4. 投与量はどれくらい速く上がりますか? 通常は4週間以上あけます。ウゴービは約16〜17週で0.25→0.5→1.0→1.7→2.4mg、チルゼパチドは2.5mgずつ2.5から最大15mgまで。各ステップの忍容性を見て処方医がペースを決めます。

5. 維持量とは何ですか? 増量後にとどまる強さです ― 例:ウゴービ2.4mg、チルゼパチド5〜15mg。この段階での記録の役目は、正しい強さを一定に打てているか確認し、調子をメモすることです。

6. 投与量記録アプリは増量時期を教えてくれますか? いいえ。記録して知らせるだけで、用量変更を指示しません。増量・維持・減量は処方医が決めます。正確に記録することが目的で、自己調整ではありません。

7. なぜ副作用を投与量と一緒に記録するのですか? 消化器症状は増量直後に強まりやすいためです。mg と日付を組にすると「5mgに上げて3日後に吐き気」のように因果が見え、維持かペースダウンかの判断を助けます。

8. 診察で投与量履歴をどう共有しますか? 日付順の強さのはしごを持参し、副作用が集まった箇所を印し、維持や見送った増量をメモし、体重推移を並べて見せます。多くのアプリはワンタップで書き出し/スクショできます。

09

なぜHAVITなのか — 薬の管理と行動変容をひとつに

GLP-1薬は体重をしっかり減らしてくれます。ただ、体重計の数字だけがすべてではありません。GLP-1で減った体重のおよそ20〜40%は、脂肪ではなく筋肉などの除脂肪量である可能性があり(Neeland他, Diabetes, Obesity and Metabolism, 2024)、薬をやめた後に習慣が根づいていなければ、効果は戻りやすいこともわかっています。だからこそ主要なガイドラインは、薬を治療の「すべて」ではなく「一部」と位置づけます。米国予防医学専門委員会(USPSTF)は、肥満のある成人に集中的で多面的な行動介入を提供するよう推奨しています(USPSTF, グレードB)。

HAVITは、まさにこの時代のために作られました。服薬の記録、体組成、栄養とたんぱく質、毎日の習慣づくり、そしてあなたに合わせて助言するAIコーチを、ひとつのアプリに。実際にHAVITのGLP-1ユーザー1,090人を分析したところ、記録を続けた人ほど強い習慣を築いていました(GLP-1習慣レポートを見る)。

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参考文献

  1. U.S. Food & Drug Administration ― WEGOVY(セマグルチド)添付文書・用量・増量(0.25→2.4mg)。https://www.accessdata.fda.gov/drugsatfda_docs/label/2025/215256s024lbl.pdf
  2. Novo Nordisk ― ウゴービの用量スケジュールと増量。https://www.wegovy.com/taking-wegovy/dosing-schedule.html
  3. Novo Nordisk ― オゼンピックの用量(0.25→0.5→1→2mg)と増量。https://www.ozempic.com/ozempic-pen/dosing.html
  4. Eli Lilly ― ZEPBOUND(チルゼパチド)添付文書・用量・増量(2.5→15mg)。https://pi.lilly.com/us/zepbound-uspi.pdf
  5. PMDA(医薬品医療機器総合機構)― 医薬品情報・添付文書検索。https://www.pmda.go.jp
  6. Cleveland Clinic ― GLP-1 Agonists:用量の概要。https://my.clevelandclinic.org/health/treatments/13901-glp-1-agonists

上記の医療内容は、引用した FDA 添付文書・メーカー資料と照合し、2026年半ば時点で確認しています。添付文書は随時更新されるため、最新の詳細は主治医と公式の添付文書でご確認ください。

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関連ガイド

薬ごとの増量スケジュール(いつ何 mg かを記録)

薬(一般名)開始量増量維持量
ウゴービ(セマグルチド)週0.25mg約4週ごと:0.5 → 1.0 → 1.7mg1.7 または 2.4mg
オゼンピック(セマグルチド)週0.25mgを4週→ 0.5mg、4週後に1.0mg0.5 / 1.0 / 2.0mg
ゼップバウンド/マンジャロ(チルゼパチド)週2.5mgを4週→ 5mg、以後4週以上ごとに+2.5mg5〜15mg

Havit(ハビット)とは?

Havit は、筋肉を守りながら減量するための AI ヘルスコンパニオンです。

カロリーだけを数えるトラッカーと違い、Havit は AI による体組成推定と、食事・水分・睡眠・歩数・生理周期・気分・GLP-1 の服薬記録を 1 つの日々のルーティンにつなげます。だから進捗を体重計の数字ではなく体組成で見ます。毎日のミッションは実証された行動変容技法を小さく繰り返せる行動に落とし込んだもので、韓国有数の代謝クリニックである Juvis Diet 出身の専門家の知見が反映されています。

Havit が自社で分析した GLP-1 利用者 1,090 名のデータでは、継続的に記録した人ほど一般ユーザーより強い習慣を築いていました。 GLP-1 習慣レポートを読む

Havit は GLP-1 の使用有無にかかわらず利用できます。ウェルネスアプリであり医療機器ではありません。体組成の結果は推定値です。

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